壁紙は古美仕上げではありません。

 テレビを見てますと最近なかなか面白いのが「工場見学」みたいな、何かを作る工程を映している番組なのですが、どちらかというと私的には「何を作っている?」に関心があるというよりかは、「設備」に目が向いてしまいます。大概は専用設備だけにうまいこと自動化されていますので、それぞれの動きを見てると「なるほどなー」と多種多様な設備に驚かされます。

 その番組の中で、ジーンズのダメージ加工というのをやってまして、話を聴いていると「新品のジーパンを使い古した様に見せる」・・・的なことらしいです。・・・言い換えれば、

「本来は時間をかけて使っているうちに古びた感じを自然的につくるものを、短時間に人工的に古美感をつくり出す・・・。」

・・・あぁ、どこかで聞いた様な「フレーズ」、当ブログローカル閲覧メンバーならご存知でしょうが、「装飾めっきで言うなら古美(こび、ふるみ)仕上げ!」みたいなもんですな、とかなりのこじつけ的に、「あぁ、そうだよ!よく似たもんだな!」と思われることでしょう。

 そうなんです、こうなんです、灘の名産こうなん漬け・・・、めっきでも使い古した感をかもし出した色調というのがありまして、まぁ総称して「古美仕上げ」といいます。当社では「ブロンズ仕上げ」といったりもします。種類はおおまかに「金古美」「銅古美」があります。金古美は真鍮が古びた感じ、銅古美は銅が古びた感じをイメージしています。本来は、素材が「真鍮」とか「銅」でないとだめですが、「めっき」の場合は鉄素材でも「金古美」、真鍮でも「銅古美」をめっきすることで作り出すことが出来ます。細かいところでは、色が変わらないようにクリア塗装を通常はします。

 まぁ、こんな感じです。上から2つが「銅古美」系です。
sikityo12092.jpg こちらは、上2つが「金古美」系です。

*写真に写っている周囲の壁紙は「古美仕上げ」ではありませんのであしからず、ただ汚れているだけです。
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